唾液の減少

唾液が、日常生活での口臭予防にとても重要だという事は
何度か書いてきましたが、状況によっては、唾液量が減少することが
日常の中でも発生してしまいます。

それは、加齢による唾液量の低下です。

人間は歳を重ねる事で、身体が弱くなり代謝も弱まります。
代謝が弱まると、唾液腺という組織が萎縮し唾液の分泌量が減り
口臭の原因となってしまうことがあります。
これは概ね生理的な口臭であり、高齢になると
誰もが経験する事だと言われています。

 

また病気などの疾患が原因で唾液の量が減ったり
薬の副作用でも唾液は減ります。

加齢以外でも、朝の寝起き時や、疲れや体調不良など
唾液の量が格段に減る為、口臭を発する時があります。

また鼻炎や歯並びの悪さから、口呼吸の為、口が乾燥していたり
食事の時によく噛まない事や、ビタミン剤の過度な摂取でも
唾液の分泌量は減ってしまいます。